奥歯は、歯の中でも重要な役割を担っています。食べ物を噛み砕く際や、歯や顎の骨のバランスを整えるために活躍する奥歯でありますが、虫歯や歯周病によって失うこともあります。その際には、部分入れ歯を作製して失った歯の機能を補う必要がありますが、入れ歯は、ただ単に作製すれば良いわけではありません。そこで今回は、奥歯の部分入れ歯を作る時の注意点を詳しくご紹介しましょう。
奥歯の役割
人間の歯は親知らずを含めて32本(内4本が親知らず)存在します。前歯は食べ物を噛み切る役割や、発音にも大きな役割を担っています。
一方奥歯は、前歯で噛み切られた食べ物を、細かく粉砕する役割があり、食べ物をしっかりと粉砕しないと消化不良となり、胃腸に余計な負担をかける恐れがあります。
また、上下の奥歯をしっかりと噛ませて咬み合わせを安定させ、歯や顎の骨のバランスを整えたり、歯を噛みしめて力を入れる際に踏ん張るチカラを分散させたり、姿勢までに影響を与えます。
奥歯の部分入れ歯を作る時の注意点は?
歯を失うもっとも多い理由は、歯周病です。歯周病はサイレントキラーと呼ばれる程に、目だった症状がなく、気づいたころには、歯を支える骨などが溶けていることも多く、歯を失いかねません。歯周病である場合は、自然治癒することは困難であるため、奥歯の部分入れ歯を作る前にしっかりと治療をする必要があります。
また、奥歯は前歯と異なり、口元から歯を失ったことが分かりにくいことからも、入れ歯は不要であると考える人も見受けられます。しかし、歯を1本失うだけでも、咬み合わせのバランスが崩れ影響を与えかねないため、入れ歯を作る必要があります。
以上今回は、奥歯の部分入れ歯を造る際の注意点などについて、詳しくご紹介しました。入れ歯作製をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
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