いざ入れ歯を作るときに気になるのが、入れ歯を作る目安の期間ではないでしょうか。費用はもちろんこと、入れ歯を作る時の目安となる期間を知ることで、入れ歯を作る時のイメージや計画も立てやすいですよね。そこで今回は、入れ歯を作る時の目安の期間はどのくらいなのか、詳しくご紹介してまいりましょう。
総入れ歯の治療の流れ
入れ歯の作製期間は、入れ歯の種類などによって様々でありますが、自費診療で総入れ歯を作製する場合は、以下のような治療の流れになります。
1) 問診・カウンセリング
どのような入れ歯が適応するのか、保険診療と自費診療どちらの入れ歯を作製するのか、費用や治療期間を含めてカウンセリングをおこないます。
2) 診査・診断
お口のなかの状態を精密に把握するために、レントゲン撮影などをおこない、検査結果をもとに診断をおこないます。
3) 個人トレー作製のための型取り
お口の中の型取りをおこない、かたどった情報をもとに、患者さま一人一人専用の型取り用トレーを作製します。
4) 個人トレーを使用して型取り
個人トレーで型取りをおこなうことで、精巧な型取りをおこなうことができます。
5) 噛み合わせの型取り(1回目)
咬み合わせの型取りをおこないます。
6) 噛み合わせの型取り(2回目)
2回目の噛み合わせの型取りです。最適な入れ歯を作製するためには、咬み合わせの型取りも慎重におこないます。
7) 試適・人工歯の仮並べ
人工歯を仮並べしたろうでできた入れ歯を試適し、噛み合わせや歯並び、見た目などを確認していきます。
8) 入れ歯の完成
入れ歯の完成です。真新しい入れ歯は違和感も強いため、調整をおこない、患者さまに適した入れ歯に仕上げていきます。
9) 調整
お口の中はとても繊細であり、定期的な入れ歯の調整をおこない、日々変化していくお口の中でも適応できるようにします。
目安となる期間
自費診療の総入れ歯の作製期間は約2~3ヶ月です。保険診療で作製する場合は、最短2週間~1ヶ月程度で作製することができます。入れ歯の種類によって期間は異なるため、カウンセリング時にしっかりと確認しましょう。
以上今回は、入れ歯を作る時の目安の期間について、詳しくご紹介して参りました。入れ歯は時間をかけて作製するため、治療をお考えの際には、作製期間の目安を把握しておきましょう。