入れ歯を入れないとどうなる？

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歯を失った際に「入れ歯を作製する」ことが求められますが、「歯を1本2本失ったからといって、なにも支障はない」と、考える人も少なくありません。確かに歯を1本や2本失ったからといって、大きな違いはないようにも見えますが、大きな支障がでてくる恐れもあります。そこで今回は、歯を失ったまま放置し、入れ歯を入れないとどうなるのか、詳しくご紹介して参りたいと思います。

歯を失ったまま放置したらどうなるの？

虫歯や歯周病などで歯を失うことがあります。速やかに失った歯の機能を補うために入れ歯などを作製する治療を受ける場合は何も問題はありません。しかし、歯を失ったまま放置してしまうと以下のような支障が生じる場合があります。

▼歯が移動する

歯を失ったまま放置してしまった場合、両隣の歯が空いたスペースに移動したり、傾いたりしてしまう恐れがあります。

▼歯が浮いてくる

咬み合う歯が失われることで、対合歯が浮いてくるケースもあります。咬み合うことで、維持されていた対合歯が、咬むことで加わるはずだった圧力を失い、浮き上がってきます。

▼咬み合わせに支障がでる

歯を1本失うだけでも、咬み合わせがズレてしまう恐れがあります。咬み合せがズレることで、上手く食べ物を咬み砕くことができなくなる恐れもあります。

▼歯槽骨が痩せる

歯を支える役割がある歯槽骨は、歯から伝わる刺激を失うと、歯槽骨が痩せてしまう恐れがあります。歯槽骨が痩せると、頬がコケてみえるケースもあります。

▼胃腸に負担がかかる

噛み合う歯がないため、上手く食べ物を噛み砕くことができず、消化不良となり、胃腸に負担がかかる恐れがあります。