入れ歯を作るために抜歯が必要なケースとは
歯を１度抜いてしまうと、二度と生えることがないため、近年ではできる限り健康な歯を残すことが推奨されています。しかし、治療の甲斐むなしく抜歯を余儀なくされるケースも見受けられます。そこで今回は、入れ歯を作るために抜歯が必要なケースはあるのか、どのような状況なのか、詳しくご紹介して参りましょう。
なぜ抜歯が必要なの？
歯を失った際の治療法が確立されていますが、自身の歯に勝るものはありません。出来る限り歯を抜くことを避け、歯を残すことが推奨されていますが、止むを得ず抜歯となるケースもあります。
▼虫歯
虫歯が進行し、歯の神経である歯髄まで虫歯に蝕まれ、更にはこのまま歯を維持することが困難だと判断された場合、抜歯が適応されます。
▼歯周病
歯周病が進行していくと、歯を支える役割のある歯肉・歯槽骨・セメント質・歯根膜が歯周病菌によって溶かされていき、最終的に歯を支えきれなくなります。このまま歯を維持できないと判断された場合、抜歯が適応されます。
▼外傷
事故などで顔面や口元を損傷し、歯をこのまま維持できないと判断された場合、抜歯が適応されます。
冒頭でもお伝えしたように、入れ歯を作るためだけに歯を抜くことはなく、このまま歯を維持できないと判断された場合のみ、抜歯をおこないます。
歯がなくなることで、生活や仕事に支障がでるのではないかと、不安を抱く患者さまも少なくありませんが、抜歯の即日に仮の入れ歯をいれられる即時義歯法もあり、心配はありません。
以上今回は、入れ歯を作るために抜歯が必要となる場合はどのような時か、詳しくご紹介して参りました。入れ歯の作製をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
診療時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
| 午後 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
午前：10:00～14:00
午後：16:00～19:00
休診日：月曜・金曜